かしこく相続するなら
知っておきたい保存版

相続税対策の切り札!
こんな方法あったんだ!

高齢化が加速する日本において、これから多くの人が頭を悩ませる相続問題。世代を超えて託される大切な財産ですから、有意義な資産としてしっかり守っていきたいものですね。

相続する財産は、現金のままで置いておくよりは不動産として持っておく方が節税効果が高いという話を耳にしたことはありませんか?確かに、これもひとつのかしこいやり方です。しかし、それよりも相続税対策の切り札になる方法があったんです!

この記事のポイント

  • 「現金を不動産化した場合の節税効果」
  • 「賃貸にするとさらに評価額を下げられる」
  • 「アパート、マンションの経営にもお悩みが」
  • 「では、リスクの低い相続税対策とは」

現金を不動産にしておいた方が
いいのはなぜ?

相続をすると、その財産に対して相続税がかかります。できれば、その税金は安く抑えたいですよね。そのためにも現金で置いておくのはおすすめできません。というのも、相続税を計算するためにはまず相続財産の評価額を算出する必要があります。その時に、現金や預貯金、株式などはその時の金額=評価額になりますが、不動産・土地・家屋は取引価格よりも低く評価されるのです。

生前に贈与し、相続額を減らしたり、教育資金や子育て資金のように非課税枠を活用することもできますが、どの方法にも限度額や使用制限があるため、複雑で手間がかかる場合があります。

土地の評価額は、どれくらい低いの? では、不動産化すればどれくらい変わるのか、固定資産税評価額をもとに評価されますが、一般的には以下の水準といわれています。

宅地の場合 時価の80%、固定資産税評価額の70%で評価
家屋の場合 時価の約70%程度

現金と比べると、20〜30%も差があることがわかります。

賃貸にするとさらに評価額を下げられる?

土地や家屋を買うだけでも、現金に比べて20〜30%評価額を下げることができますが、賃貸物件の場合は、使用制限がある分、さらに評価額を下げることができるんです。

あるお客様の相談メモ

仮に1億円の財産を2人の子どもが相続する場合・・・

A:現金1億円—相続税は770万円
現金はそのままの価値で計算するため、相続税が高い

B:土地1億円—相続税は470万円
土地にするだけでも相続税はぐっと安くなる

C:貸家1億円—相続税は374万円
賃貸物件は借家人の権利も考慮され、相続税の節税に

D:家屋1億円—相続税は320万円
家屋の評価額は時価の70%程度なのでこちらも安く

このため、財産を相続するタイミングで、アパートやマンション経営を始める方も少なくありません。自宅の一部や庭をアパートやマンションにして、人に貸しながら、家賃収入も得るというのは、相続対策の王道のひとつとなっています。

しかし、注意も必要です!

アパートやマンションは戸数も多く、規模も大きいため、建てる際にローンを組み、新たな借金が発生します。それにともない、利息も負担としてのしかかってきます。未来永劫、満室が続けばいいかもしれませんが、賃貸住宅というのは常に大きなリスクをはらんでいます。

空室リスク!

近所に競合他社の新しい賃貸住宅ができれば、入居者も仲介の不動産もそちらに流れます。これから日本の人口は減る一方です。住宅過多は避けられない事態になることが予想されています。よほど立地がいい場合を除き、常に空室リスクと戦い続けていくことになります。

メンテナンスリスク!

マンションやアパートは築年数が古くなるほど、さまざまな箇所が老朽化します。エレベーターの修繕だけで数百万なんてこともめずらしくありません。よほど計画立ててリフォーム資金を積み立てておいたり、余剰資金がある場合は別ですが、想像以上のリフォーム資金が必要になると思います。

さらに!

賃貸物件は遺産分割が難しい?

自分の代で現金を不動産化できたとして、もし次の世代に引き継ぐ場合に、相続人が複数いる場合、アパートやマンションはおすすめできません。

アパート、マンションを相続した人とそうでない人の格差が大きいため、アパート、マンションは複数の相続人で共有することがあります。しかし、そうすると何かを決断するのに、いちいち所有者間での話し合いが必要になります。これはトラブルの元!

「空室が多くなってきたからリフォームしよう」
「そんなお金、誰が出すんだ」
放っておいたらどんどん老朽化する物件、空室も増え、気付いたら別の物件にお客さんを奪われていることでしょう。

不動産経営に長けた人であれば、新たな事業のひとつとして本気で取り組むこともできます。しかし、他に本業があったり、管理会社に丸投げしていても空室は埋まりません。節税効果の20〜30%では割に合わないほどの苦労が待っているケースも少なくないのです。

リスクを抑えた相続税対策の切り札:トランクルーム

「相続した財産の評価額は下げたい」、しかし、「多額の借金を重ねたり、空室リスクに悩んだり、兄弟間のトラブルの種は避けたい・・・」。そう考える方にとって“切り札”ともいえる方法があります。

それは、トランクルーム事業です。

宅地があっても、周辺環境によっては住宅や店舗として適さないと判断されますが、そんな土地でもトランクルームなら活用できます。その利点は、いくつかあります。

トランクルーム事業の利点

  • 住宅・店舗として不人気の土地も活用可能
  • 初期投資が低い
  • 集客不安も少ない
  • 投資効率がいい
  • セルフ式なので管理コストも低い
  • セルフ式なので顧客トラブルも少ない
  • 1基複数契約でリスク分散
  • これから成長する可能性の大きい市場
  • 供給不足の今が参入のチャンス

2015年時点で603.4億円(前期比8.0%増)で、年率平均7.8%の成長をキープ。2020年度には800億円超え、2010年度からの10年で約2倍近い規模に達すると予測されています。

広い土地や家屋で知られるアメリカで10世帯に1室、オーストラリアやカナダでも25世帯に1室普及していて、日本では現在150世帯に1室ですが、これからの居住スタイルにマッチするともいわれています。

相続税対策という一過性のメリットではなく、継続する投資物件として考えた場合にもたくさんのメリットがあります。

トランクルームの投資メリット

  • 土地を有効活用できる
  • 初年度に29%の損金計上ができる場合あり
  • 投資金額の13%が年間賃料と、高利回り
  • 運営管理費は売り上げ連動なので無駄な出費なし

こんな方におすすめ

「相続した財産をできるだけ大切に守り、リスクが抑えられるなら殖やしたい」、そう考える人にはうってつけです。また今は親元を離れ、遠方で暮らしているけれど、いつかは帰省し、「いずれは自宅を建てるかもしれない」と考える方にもおすすめです。期間を決めて、土地の管理を運営先に任せながら、月々の賃料も入ってくるのでマイホーム貯蓄としてもかしこい方法だといえます。

結論!相続税対策には
トランクルーム事業を始めてみよう

相続税対策や長期的な家賃収入、目的はさまざまだと思いますが、資産を寝かせて目減りさせるのはもったいないですよね。リスクを抑えて、資産を育て殖やそうと思う方には、ぜひトランクルーム事業をおすすめします!

コンビニや他の業種のフランチャイズ同様、「よく見るから安心」という理由で契約を決める方も少なくないため、トランクルーム事業を始めるなら大手と組むのがおすすめです。

不動産系のネットワークや緻密な出店ノウハウを持ったユーティライズなら、家賃回収率99.7%。賃貸不動産の管理ノウハウや長年の顧客ネットワークやトランクルームの知恵があるから、安心しておまかせください。

※節税効果を必ずしも保証するものではありません。くわしくは顧問税理士等にご確認ください。